1月4日は、（平日の場合に限りますが）官公庁御用始めや取引所大発会など、新年の仕事始めに関する行事が多い日です。
また、世界初の音楽ヒットチャートが発表されたり、万有引力の法則を発見したアイザックニュートンが誕生したりと、歴史に残る日でもあります。
この記事では、とくに1月4日生まれの人やその周りの人に興味深い情報をお届けします。
1月4日に生まれた有名人や誕生花や誕生石などを紹介するので、1月4日生まれの人の個性や性格を知りたい方は、ぜひお読みください。
1月4日は何の日？
石の日
1月4日という日付が「い(1)し(4)」という語呂合わせであることが由来となっています。
日本では古来より石には神様が寄り付く場所であると考えられていたことから、この日に地蔵や狛犬など願いがかけられた石に触れると、願いが叶うという言い伝えがあります。
世界点字デー
国連が定める国際デーのひとつで、視覚障がい者にとって重要な点字の重要性を世界中に広めることを目的としています。
この日は、6つの点を使った点字を完成させたフランス人ルイ・ブライユの誕生日にちなんでいます。
1月4日の過去の出来事・事件
1879年 – 明治政府が平安時代から実施されていた梟首刑（晒し首）を廃止
梟首刑とは、罪人の首を切り落として公開する刑罰で、平安時代から江戸時代にかけて行われていました。
明治政府は、欧米列強に対抗するために中央集権国家を形成していく過程で、刑罰の公開刑を廃止する必要に迫られたこと、為政者・知識人の間で大量の鮮血を伴う斬首刑に対する嫌悪感と公開刑の一般予防効果に対する疑問が生じていたことなどが背景にあります。
1879年1月4日に太政官布告第1号により正式に廃止されました。
1936年 – アメリカの音楽雑誌『ビルボード』が世界初の音楽ヒットチャートを発表
『ビルボード』は、1894年に創刊されたアメリカの音楽雑誌で、音楽産業や音楽文化に関する情報を提供しています。
1936年1月4日には、レコード店やラジオ局などから集めたデータをもとに、最も人気のある曲やアルバムをランキング形式で発表する世界初の音楽ヒットチャートを開始しました。
このチャートは、現在では「Billboard Hot 100」や「Billboard 200」として知られており、世界的な音楽の指標となっています。
1951年 – 朝鮮戦争: 中華人民共和国軍と北朝鮮軍がソウルを占領
朝鮮戦争とは、1950年から1953年まで朝鮮半島で行われた南北朝鮮間の戦争で、冷戦下の東西両陣営が代理戦争として介入したことで国際的な紛争となりました。
1950年6月25日に金日成率いる北朝鮮軍が南へ侵攻し、開戦直後にソウルを占領しましたが、国連軍の反撃により一時的に奪還されました。
しかし、1950年10月から中華人民共和国軍が北朝鮮側に参戦し、国連軍を押し返しました。1951年1月4日には、中華人民共和国軍と北朝鮮軍が再びソウルを占領しました。
1958年 – 前年に打ち上げられたソ連の人工衛星スプートニク1号が大気圏に再突入し消滅
スプートニク1号は、1957年10月4日に打ち上げられた世界初の人工衛星です。重量83kg、直径58cmの球体に4本の棒状アンテナが付いており、無線信号を発信していました。
遠地点約950km、近地点約230km、軌道傾斜角65°の楕円軌道を96.2分で周回していました。
打ち上げから3ヶ月後の1958年1月4日には、大気圏に再突入し、摩擦熱で消滅しました。スプートニク1号の打ち上げは、宇宙開発競争や冷戦の激化を促すとともに、人類の宇宙進出の歴史的な一歩となりました。
1959年 – ソ連の月探査機「ルナ1号」が月近傍を通過した後、史上初の人工惑星となる
ルナ1号は、1959年1月2日に打ち上げられたソ連の月探査機です。
重量361kg、直径80cmの円錐形で、科学観測機器や無線送信機を搭載していました。
月に衝突させることを目的としていたようですが、打ち上げ34時間後の1月4日、月面からの高度5995kmの点を通過し、目標を外れました。
その後は地球と火星の間に軌道を持つ史上初の人工惑星となりました。ルナ1号は、宇宙空間での磁場や放射線などの観測データを送信し、太陽風の存在を初めて確認するなど、多くの科学的成果をもたらしました。
1月4日生まれの有名人
アイザック・ニュートン（1643～1727）
イギリスの物理学者、数学者、天文学者、自然哲学者で、万有引力の法則や微積分法を発見したことで知られています。
1687年に『自然哲学の数学的原理』（プリンキピア）を出版し、古典力学の基礎を築きました。また、光の分光や色彩理論なども研究しました。彼は王立協会の会長や造幣局長官なども務めました。
ヤーコプ・グリム（1785～1863）
ドイツの文献学者、言語学者、民俗学者で、弟のヴィルヘルムとともに『グリム童話』を編纂したことで有名です。
彼はドイツ語辞典やドイツ法史なども編纂し、グリムの法則と呼ばれる音韻変化の規則を発見しました。
夢野久作（1889～1936）
日本の小説家で、怪奇幻想的な作風で知られています。本名は直樹で、父は政界の黒幕と呼ばれた玄洋社の杉山茂丸です。
夢野久作は陸軍少尉や禅僧、新聞記者など様々な職業を経験した後に小説家としてデビューしました。代表作に『ドグラ・マグラ』や『押絵と旅する男』などがあります。
子門真人（1944～）
日本の歌手で、1960年代から1970年代にかけて活躍しました。本名は藤川正治で、子役時代にはテレビドラマや映画に出演していました。
1964年に歌手デビューし、『レッツゴー!! ライダーキック』をはじめ、特撮ヒーロー番組の主題歌を多く歌いました。
また、1975年、子供番組『ひらけ!ポンキッキ』内で歌われていた「およげ!たいやきくん」が大ヒット。オリコンチャートで史上初のシングルチャート初登場1位、11週連続1位を記録しました。
宮本 亞門（1958～）
日本の演出家で、ミュージカルや舞台劇など多岐にわたるジャンルで活躍しています。本名は「宮本亮次」。母は松竹歌劇団専属の元ダンサーでした。
1988年に『アイ・ガット・マーマン』で演出家デビュー。以後も『スウィーニー・トッド』や『魔笛』など数々の海外ミュージカルを手掛けました。
竹内力（1964～）
日本の俳優で、主にアクション映画やVシネマで活躍しています。元銀行員。
1986年、大林宣彦監督の青春映画『彼のオートバイ、彼女の島』でデビューしました。その後も『ミナミの帝王』や『仁義』など多くの作品に出演しました。チンピラ役やヤクザ役を自ら希望したものです。
また、自身が主宰するRIKI PROJECTというプロダクションを立ち上げ、映画やドラマの製作にも携わっています。
1月4日の誕生花と花言葉
1月4日の誕生花は、フクジュソウ、スイセン（白と黄色）、デイジー（白）です。それぞれの花言葉は以下の通りです。
- フクジュソウ：「幸せを招く」「永久の幸福」「悲しき思い出」
- スイセン（白）：「純粋」「清らかな愛」「尊敬」
- スイセン（黄色）：「嫉妬」「失望」「追憶」
- デイジー（白）：「無邪気」「純真」「秘密の愛」
1月4日の誕生色と色言葉
1月4日の誕生色は、コニャック／バルティック・アンバーです。この色は、見えない構造を自在に観る才能に満ちた創造者を表します。
1月4日生まれの性格（AIによる分析）
1月4日生まれの人は、誕生花や誕生色から、次のような性格を持っていると考えられます。
- フクジュソウやスイセン（白）の花言葉から、幸せを招く人であり、純粋で清らかな愛情を持っている人です。尊敬される人でもあります。
- スイセン（黄色）やデイジー（白）の花言葉から、嫉妬や失望に強い感情を抱く人であり、悲しき思い出にとらわれることもある人です。秘密の愛に憧れる人でもあります。
- コニャック／バルティック・アンバーの色言葉から、見えない構造を自在に観る才能に満ちた創造者であり、独創的で革新的なアイデアを持っている人です。
1月4日生まれの人は、幸せと悲しみの両極端な感情を持ち合わせており、それが彼らの創造力の源泉となっています。彼らは自分の感情を表現するために、芸術や科学など様々な分野で活躍することができます。彼らは純真で尊敬される人ですが、同時に秘密めいた一面も持っています。彼らは愛する人に対して忠実で献身的ですが、嫉妬や失望によって傷つくこともあります。彼らは自分の内面に隠された宇宙を探求する冒険者でもあります。
1月4日について
1月4日は、歴史や文化、科学や芸術など様々な分野で重要な役割を果たした日です。この日に起こった出来事や生まれた人物は、私たちの世界を変えたり、豊かにしたりしてくれました。
また、この日には石や点字といった特別な意味を持つものもあります。1月4日生まれの人は、これらの影響を受けて、創造的で感情的な性格を持っていると言えるかもしれません。
1月4日は、あなたにとってどんな日ですか？
情報はwikipediaやご本人の公式サイト、ブログ、関係サイトなどを参照しています。もちろん、情報が古い場合もあり、完ぺきとは言えないで、ここで気になるトピックがあれば、今一度、確認してみてくださいね。
この日に生まれた方の性格は、AIに分析してもらいました。娯楽としてお楽しみください。
誕生花と誕生石については、以下のページを参照にさせていただきました。
