新年1月1日、この日は誰にとっても記念すべき日ですよね。
この日には、世界各地で様々な出来事が起こりました。また、この日は世界平和の日や元日など、特別な意味を持つ日でもあります。
さらに、この日を誕生日に持つ有名人や、誕生花や誕生色なども知っておくと面白いですよ。
今回の記事では、1月1日に関するさまざまな情報を紹介します。ぜひ最後までお読みください。
- 1月1日は何の日?
- 1月1日の過去の出来事・事件
- 紀元前4713年 – ユリウス通日の起算日時
- 1863年 – アメリカ大統領・リンカーンが「奴隷解放宣言」を布告
- 1873年 – 日本で太陽暦を採用。旧暦の明治5年12月2日の翌日が明治6年1月1日になる
- 1886年 – 日本初の定期乗車券が発売される
- 1897年 – 尾崎紅葉の『金色夜叉』が読売新聞で連載開始
- 1927年 – 健康保険法施行。給付開始
- 1950年 – 年齢のとなえ方に関する法律施行。年齢の表示を満年齢に一本化
- 1958年 – 欧州経済共同体(EEC)が発足
- 1959年 – キューバ革命が成立
- 1999年 – 欧州連合(EU)の11か国でユーロが導入される
- 2000年 – 「2000年問題」が全世界で注目された
- 2002年 – ユーロ圏内でユーロ紙幣とユーロ硬貨が流通開始
- 1月1日生まれの有名人
- 1月1日の誕生花と花言葉
- 1月1日の誕生色と色言葉
- 1月1日生まれの性格(AIによる分析)
- 1月1日について
1月1日は何の日?
元日
元日の行事や習慣をあらためて見直してみましょう!
1月1日(元日)とは、一年の最初の日で、国民の祝日の一つです。この日は、年の始まりを祝うとともに、一年間の健康や幸福を祈る日でもあります。
1月1日(元日)は、古くから「年神」という神様が家にやってくると信じられていました。
そのため、年末に大掃除や餅つきをして、年神を迎える準備をしました。また、現在でも、しめ飾りや門松などで家を飾りますよね。
1月1日(元日)の朝は、「元旦」と呼ばれます。この日は、早起きして、年男や家長が「若水」を汲んだり、初日の出を拝んだりしました。
「若水」とは恵方の井戸から汲む水で、飲むと長寿や健康になれるとされていました。
1月1日(元日)といえば、「初詣」ですよね。
皆さんご存知でしょうが、初詣とは、新しい年に初めて神社や寺に参拝することです。
初詣では、おみくじを引いたり、お守りや破魔矢などをいただき、一年間の家内安全や商売繁盛などを祈願します 。
1月1日(元日)には、「おせち料理」と「お屠蘇(おとそ)」も欠かせません。
おせち料理には、縁起の良い食材や意味が込められています。例えば、黒豆は「まめに働く」ことや「健康」を、「数の子」は「子孫繁栄」を、「海老」は「長寿」を象徴します 。
お屠蘇(とそ)とは、日本酒とみりんをベースにしたもので、数種類の生薬が入っています。生薬はティーバッグで販売しています。
屠蘇の由来には諸説あり、一説には「邪気を払い(屠る)、魂を蘇らせる」というものがあります。
お屠蘇を飲むことで、一年間の病気や災難から守られると信じられてきました 。
世界平和の日
「世界平和の日」とは、毎年1月1日に祝われる記念日で、1968年にローマ教皇パウロ6世が制定しました。
元日は、世界中の人々に「平和のために祈るように」と呼びかける日であり、カトリックの行事として毎年おこなわれています。
「世界平和の日」とは、「国際平和デー」とは異なります。「国際平和デー」は、国際連合が1981年に制定した記念日で、毎年9月21日とされています。この日は、世界の停戦と非暴力の日として、敵対行為を停止するように働きかけています。
「世界平和の日」も「国際平和デー」も、共通の理想である世界平和を願う日です。私たちは、このような記念日を通して、平和への思いを強めることができます。
1月1日の過去の出来事・事件
紀元前4713年 – ユリウス通日の起算日時
ユリウス通日とは、紀元前4713年1月1日からの日数を数える暦法です。天文学や暦学で使われています。この日は、グレゴリオ暦では紀元前4714年11月24日にあたります。
1863年 – アメリカ大統領・リンカーンが「奴隷解放宣言」を布告
アメリカ南北戦争の最中、リンカーン大統領は、南部の奴隷を自由にすると宣言しました。これは、奴隷制度に反対する北部の支持を集めるともに、イギリスやフランスなどの外国の干渉を防ぐための政治的な戦略でした。
1873年 – 日本で太陽暦を採用。旧暦の明治5年12月2日の翌日が明治6年1月1日になる
明治政府は、西洋化政策の一環として、太陽暦(グレゴリオ暦)を導入しました。これにより、日本は世界の多くの国と同じ暦法を使うようになりました。しかし、旧暦は民間や宗教などでしばらく使われ続けました。
1886年 – 日本初の定期乗車券が発売される
新橋・横浜間の鉄道で、富裕層向けに1等と2等の定期券が発売されました。
一般利用者向けの3等車用の定期券については、1895年に通学定期券、1903年に普通定期券が最初となります。
1897年 – 尾崎紅葉の『金色夜叉』が読売新聞で連載開始
尾崎紅葉は明治時代の小説家であり、彼の代表作は『金色夜叉』です。この小説は、貧しい学生と富豪の娘との恋と別れを描いたもので、社会的な格差や人間の欲望などに批判を投げかけています。
読者からは大きな反響を呼びましたが、紅葉が他界したために未完となっています。
「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる」というセリフはあまりにも有名。
1927年 – 健康保険法施行。給付開始
日本では、1922年に健康保険法が制定されましたが、実際に施行されたのは1927年からでした。この法律により、労働者やその家族が病気やけがをしたときに医療費や休業補償などを受けられるようになりました。これは、日本初の社会保障制度と言えます。
1950年 – 年齢のとなえ方に関する法律施行。年齢の表示を満年齢に一本化
日本では、かつては「数え年」という方法で年齢を表していました。これは、生まれた年を1歳として、新年のたびに1歳ずつ加える方法です。そのため歴史上の人物の年齢表記はわかりにくいですよね。
しかし、戦後の西洋化の流れの中で、満年齢という方法が普及しました。これは、生まれた年の翌年の誕生日から1歳と数える方法です。1950年に、法律で満年齢を採用することが決まりました。
1958年 – 欧州経済共同体(EEC)が発足
第二次世界大戦後、ヨーロッパの統合を目指す動きが強まりました。1958年には、ベルギー、フランス、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、西ドイツの6か国が欧州経済共同体(EEC)を設立しました。これは、関税や貿易などの経済分野で協力することを目的とした組織でした。
1959年 – キューバ革命が成立
キューバは、1952年からバティスタ政権による独裁体制に苦しんでいました。1956年には、フィデル・カストロやチェ・ゲバラなどの革命家たちが反乱を起こしました。
彼らはゲリラ戦を展開し、1959年にバティスタ政権を打倒しました。これにより、キューバは社会主義国家となりました。
1999年 – 欧州連合(EU)の11か国でユーロが導入される
欧州経済共同体(EEC)は、1993年に欧州連合(EU)に発展しました。EUは、経済だけでなく、政治や外交などの分野でも協力を深めることを目指しました。1999年には、EUの11か国で「ユーロ」という共通通貨が導入されました。これは、ヨーロッパの統合を象徴する出来事でした。
2000年 – 「2000年問題」が全世界で注目された
「2000年問題」とは、コンピューターのプログラムやシステムが2000年に正しく動作しない可能性があるという問題でした。
これは、西暦の年数を2桁で表していたために起こりました。例えば、99年という数字は1999年なのか2099年なのか区別できないということです。この問題は、事前に対策を講じることで大きな混乱を防ぐことができました。
2002年 – ユーロ圏内でユーロ紙幣とユーロ硬貨が流通開始
ユーロは、1999年から電子的な形で使われていましたが、実際に紙幣や硬貨として手にすることができたのは2002年からでした。この年から、ユーロ圏内の15か国中12か国でユーロ紙幣とユーロ硬貨が流通し始めました(現在は、28か国中19か国)。これにより、複数の国を周遊する旅行や貿易などが便利になりました。
1月1日生まれの有名人
杉原千畝(すぎはら ちうね)(1900~1986)
日本の外交官で、第二次世界大戦中にリトアニアの首都カウナスで日本領事館の領事代理を務めました。
彼はナチス・ドイツによるユダヤ人の迫害から逃れるためにビザを求めてきた数千人のユダヤ人に対して、自らの権限を超えて日本への通過ビザを発給しました。彼は「日本のシンドラー」とも呼ばれ、その人道的な行為によって国際的な称賛を受けています。
J・D・サリンジャー(Jerome David Salinger)(1919~2010)
アメリカの小説家で、代表作に『ライ麦畑でつかまえて』があります。この作品は1951年に出版され、第二次世界大戦後のアメリカ社会における10代の若者の孤独や反抗を描いたもので、世界的なベストセラーとなりました。
サリンジャーはその後も短編小説を発表しましたが、1965年以降はほとんど公の場に姿を見せなくなり、ニューハンプシャー州の隠遁生活を送りました。彼は2010年に亡くなりました。享年91歳。
倉本聰(くらもと そう)(1935~)
日本の脚本家で、多くのテレビドラマや映画の脚本を手がけています。東京都渋谷区出身。代表作に『北の国から』『風のガーデン』『前略おふくろ様』などがあります。
彼は北海道や青森県など北国の風土や人々の暮らしを描くことで知られており、その作品は高い評価と人気を得ています。実際の誕生日は1934年12月31日です。
加藤一二三(かとう ひふみ)(1940~)
日本の将棋棋士で、九段位です。愛称はひふみん。彼は1940年、福岡県嘉穂郡稲築村(現・嘉麻市)生まれ。
14歳7か月で当時の史上最年少棋士になりました(現在は、藤井聡太さんが記録更新)。
彼はその独創的な棋風と豊富な知識で多くのファンを魅了しています。彼は2017年6月まで現役の棋士として活躍し、最高齢記録を保持しています。
テレビやラジオなどでも将棋解説者として活躍しており、その鋭いコメントやユーモアあふれるトークで視聴者を楽しませています。
Mr.マリック(ミスター・マリック)(1949~)
日本のマジシャンで、本名は松尾昭です。岐阜市生まれ。実際の誕生日は1948年12月29日です。
彼は1970年代からテレビや舞台でマジックを披露し始め、その斬新で不思議なマジック「超魔術」で人気を博しました。
彼は特にコインマジックやカードマジックが得意で、そのテクニックは世界的にも高く評価されています。彼は現在もマジックの第一線で活躍しており、後進の指導や育成にも力を入れています。
夢枕獏(ゆめまくら ばく)(1951~)
日本の小説家で、本名は米山峰夫です。彼は1951年に神奈川県小田原市で生まれました。
1977年に『タイポグラフィクション「カエルの死」』でデビュー、以後、『陰陽師』『神々の山嶺』『上弦の月を喰べる獅子』などの作品でベストセラー作家の仲間入りを果たしました。
ファンタジーや歴史小説の分野で活躍しています。彼の作品は多くのメディアにも映像化されており、その世界観やストーリーは幅広い読者層に支持されています。
役所広司(やくしょ こうじ)(1956~)
日本の俳優で、本名は橋本広司(はしもと こうじ)です。元公務員。長崎県諫早市出身。実際の誕生日は1955年12月27日です。
彼は仲代達矢が主催する無名塾に入り、舞台俳優としてデビューしました。その後、テレビドラマや映画にも出演し、時代劇や現代劇など様々な役柄を演じてきました。
特に1990年代以降、『Shall we ダンス?』『うなぎ』『CURE』などの作品で国内外の映画賞を数多く受賞し、日本を代表する映画俳優として高い評価を得ています。
大友康平(おおとも こうへい)(1956~)
日本の歌手で、ロックバンドHOUND DOGの元ボーカルです。彼は1956年に宮城県塩竈市(しおがま)で生まれました。
彼は1979年に東北学院大学在学時にHOUND DOGを結成し、1980年にプロデビューしました。
彼はその熱い歌声とパフォーマンスでロックファンを魅了し、1980年代から1990年代にかけて数々のヒット曲を生み出しました。彼は2005年にHOUND DOGを脱退し、ソロ活動を開始しました。また、俳優としてもテレビドラマや映画に出演しています。
増田明美(ますだ あけみ)(1964~)
日本の陸上競技マラソン選手で、スポーツコメンテーターです。1964年に千葉県いすみ市生まれ。
彼女は1983年9月11日の米ナイキオレゴン・ユージンマラソンで2時間30分で優勝。これは当時の日本最高記録でした。
彼女はその後も国内外のマラソン大会で活躍しましたが、1992年に現役引退しました。引退後はテレビやラジオなどでスポーツコメンテーターとして活躍しています。
堂本光一(どうもと こういち)(1979~)
日本の歌手で、男性ユニットKinKi Kidsのメンバーです。彼は1979年に兵庫県芦屋市で生まれました。1997年に堂本剛(どうもと つよし)とともにKinKi Kidsとしてデビューしました。
彼はその美声とダンスで多くのファンを魅了し、KinKi Kidsは2023年1月18日に発売した『The Story of Us』で、デビューシングルから46作連続で初登場1位を獲得しています。
また『Amazing Love』までの45作連続1位記録がギネスに登録されています。彼は歌手だけでなく、俳優としてもテレビドラマや映画に出演しています
1月1日の誕生花と花言葉
1月1日の誕生花は、スノードロップとフクジュソウです。
スノードロップは、白い小さな花を咲かせる球根植物で、雪の下から顔を出すことからその名がつきました。
花言葉は「希望」「慰め」です。スノードロップは、春の訪れを告げる花としてヨーロッパで愛されており、スコットランドでは、お正月の前にこの花を見つけると次の年は幸運になれるという言い伝えがあります。
フクジュソウは、黄色い花を咲かせるキンポウゲ科の植物で、縁起のよい花とされています。花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」「悲しき思い出」です。フクジュソウは、美少年アドニスの伝説にちなんで「悲しき思い出」という花言葉も持っています。
1月1日の誕生色と色言葉
1月1日の誕生色は「純白」です。
純白は「純粋・優雅・シンプル」を表します。1月1日生まれの人は、心の美しい最高の女性と言われています。
純白は、色の中でも最も明るく、汚れや影がない色です。純白は、清潔感や清らかさ、無垢や無邪気などのイメージを持ちます。また、純白は、優雅さや高貴さ、シンプルさや洗練さなどのイメージも持ちます。純白は、他の色と組み合わせると、その色を引き立てる効果があります。
純白の誕生色を持つ人は、純粋で優雅でシンプルな人です。彼女たちは、心が美しく、人に優しく接することができます。彼女たちは、自分の感情や考えを素直に表現することができます。彼女たちは、自分にも他人にも厳しいことがありますが、それは自分を高めるためです。彼女たちは、自分のスタイルや価値観を大切にします。
1月1日生まれの性格(AIによる分析)
誕生花はスノードロップとフクジュソウです。
スノードロップは「希望」「慰め」を、フクジュソウは「幸せを招く」「永久の幸福」「悲しき思い出」を表します。これらの花言葉から、1月1日生まれの人は、希望に満ちた明るい人であり、同時に悲しみや苦しみにも耐える強い人であると考えられます。彼らは、自分や周りの人を幸せにするために努力する人であり、その姿は他人に慰めや勇気を与えることができます。
誕生色は純白で、「純粋・優雅・シンプル」を表します。
純白は、他の色と組み合わせると、その色を引き立てる効果があります。これから、1月1日生まれの人は、純粋で優雅でシンプルな人であり、同時に他人の良さを引き出すことができる人であると考えられます。心が美しく、人に優しく接することができ、自分の感情や考えを素直に表現することができます。
1月1日について
以上、1月1日に関するさまざまな情報を紹介しました。
1月1日は、歴史的な出来事や記念日だけでなく、個人的な魅力も持つ日だということが分かりましたね。
この記事を読んで、1月1日生まれの人や、この日に興味を持った人は、ぜひ自分で調べてみてください。きっと新しい発見があるはずです。
情報はwikipediaやご本人の公式サイト、ブログ、関係サイトなどを参照しています。もちろん、情報が古い場合もあり、完ぺきとは言えないで、ここで気になるトピックがあれば、今一度、確認してみてくださいね。
この日に生まれた方の性格は、AIに分析してもらいました。娯楽としてお楽しみください。
誕生花と誕生石については、以下のページを参照にさせていただきました。